平成18年度 第6回 研究会

地域支援事業と自立度の低い方へのアプローチ

口腔機能向上スキルアップセミナーU

(社)柏歯科医師会      
会長 矢部 布志夫    
歯科介護支援センター
 皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
 今回の研究会は、実際の口腔機能向上をビデオで見ながら第2回目のスキルアップセミナーを行います。
 このスキルアップ講習は今期3回行う予定となっており、デイサービスにて介護予防を実施するすべての施設にご案内しておりますので、ふるってご参加下さい。




日時: 11月1日(水) 午後 6:00〜8:50
場所: 柏市健康管理センター 2F会議室
内容: 18:00 実際の口腔機能向上実施ビデオ映像
口腔ケアの映像
(解説講師: 北柏リハビリ総合病院 歯科衛生士 岡本純恵 )
18:40 (株)オーラルケアによる、口腔ケア用品の説明
講師: 緒方愛
19:00 介護疾患別の対応(脳血管障害・パーキンソン病・認知症・関節疾患)
栄養改善との連携
重度嚥下障害の摂食訓練(ビデオ)
講師: 大石 善也
19:50 地域高齢者向けパンフレット配布(新しくなった介護保険・口腔機能向上・栄養改善)
20:00 口腔ケア実習(歯ブラシ・プラウト・歯間ブラシ・くるリーナブラシ・口腔内ティッシュ)使用方法と実習
講師: 柏歯科医師会 歯科介護支援センターDH
20:40 質疑応答
20:50 解散



〔研究会の記録〕

6回 ごっくんちょ研究会の記録

今回は170名以上の参加者があり1部参加制限となりましたことお詫び申し上げます。

     北柏リハビリ総合病院 歯科衛生士 岡本純恵さんによる口腔機能向上の
実施ビデオ上映と指導内容についての解説

介護職員による集団口腔体操・岡本DHによる個別ブラッシング指導及び個別口腔体操の映像から、北柏リハビリ病院口腔外科での介護予防の取り組みについて講演されました。施設での昼食時に食事の準備・お茶だし・片付けまで手伝い、患者さんの摂食機能を観察している彼女の熱意ある行動に感心しました。


     (株)オーラルケア 緒方愛歯科衛生士による口腔ケア用品の説明

口腔ケア用品の使用方法とその利点をわかりやすく説明していただきました。商品に対してコンセプトを持たせ、なぜこの用品を使用すると効率的であるかをわかりやすく説明していただきました。

オーラルケア商品には介護で役立つ用品が多いので是非現場でも使用してください。


●介護原疾患別の対応(脳血管障害・パーキンソン病・認知症・関節疾患)

できない所を介助する介護疾患について、各疾患がどのような行為に不具合があり、それに対してどのように介助・応対するかについて講演しました。また私が作製した、地域高齢者向けパンフレットを配布いたしました。


●口腔ケア実習:大石歯科医院 歯科衛生士 原 幸子

私は訪問して、高齢者の方や障害をもたれてる高齢者・肢体不自由児の方へ口腔ケアを行っています。口腔ケアとは、口の中の問題ではなく、全身的なケアであると思います。成功する、成功しないのキーポイントは『いかに高齢者の方、家族の方の心に寄り添えるか』であると思います。『年齢・性別・家庭の位置づけ』+『疾患からの特性』を把握した上で、性格や人格を含めて個性を尊重し、小さなサインも見逃さず、明るい笑顔(心も笑顔)人生の先輩としての対応が大切であると心がけています。

 口腔ケア終了時に『気持ちよかった』『楽しかった』と思っていただければ、とてもうれしく思います。(本人 談)