平成18年度 第9 研究会

ごっくんちょペリオ研修会

拝啓、時下ますますご清祥の事とお慶び申し上げます。
今回は昨年にペリオ研修会で御講演していただいた、有限会社エイチ*エムズコレクションの濱田智恵子先生をお招きして下記について講演していただきます。

 テーマ『歯周病におけるリスクファクターと問診』

歯周病の初発因子である、局所的要因(バイオフィルム)によるものといわれていますが全身的要因は病変の増悪因子であることが明らかとなっています。今回は、この2大因子の「歯周病におけるリスクファクター」をお話させていただきます。
また歯周病変を客観的に観察し、病因を的確に把握することによって治療計画に基づいて治療を進めることが重要となり、そのためにも歯周診査の【問診】が重要となります。初診の際に記載していただく問診表とは別の「歯周病における問診」も一緒にみなさまと考えていければと思っております。

1900-1930 :自由参加(今回はDHと歯科助手さんでもOKです)
1900-1930 :DHさんのための症例で見るオーダーメイドのPMTC DVD
1930-2100 :濱田先生講演

日 時

平成19年日 (水) PM700900

場 所

柏市健康管理センター2F会議室

講 師

有)エイチ*エムズコレクション 濱田智恵子様





〔研究会の記録〕


昨年のペリオ実習−PMTCに引き続き、エイチ*エムズコレクションの濱田智恵子先生をお招きし、70名近い参加者を迎え一時間半に及ぶ有意義な講演会を催すことができました。
今回は「歯周病におけるリスクファクタ−の問診」ということで講演していただきました。

濱田智恵子先生です。

通常、歯周病の患者さんに対しての衛生士業務として、スケ−リング、SRPPMTCなどの実務的要素の他に、歯周病診査の項目に沿ってそのリスクファクタ−を知り、よりよいアドバイスを与える事はこれからの歯周病治療に不可欠なものとなっている。
歯周病診査の項目として@問診 A視診 B歯周病検査 Cレントゲン があります。
歯周病のリスクファクタ−として、全身的因子、局所的因子が挙げられます。

【全身的因子】

a)環境的因子

喫煙、口呼吸

b)全身的因子

  糖尿病

c)遺伝的因子

d)ストレス

 

【局所的因子】

a)      細菌:プラ−ク、歯石

b)      歯肉縁下の補綴物

c)      解剖学的因子−根(分岐部を含む)の形態、歯槽骨の形態、歯列の状態

d)      歯の動揺

 その他、@顔面や口唇の状態 Aう蝕の有無 B欠損 C年齢 なども問診する。



またさしつかえない範囲で以下の情報収集をします。

    全身病歴

血圧、糖尿、心臓病、脳血管障害、肝機能、貧血、アレルギ−、現在通院中かどうか?常備薬、止血傾向、喫煙の有無など

    口腔病歴

症状&発症期間、来院するまでの経過、家族歴、歯科治療の時期など



衛生士さん対象による、歯周病審査項目、リスクファクタ−(全身的、局所的)を
QAで時折受講者に質問しながら、あっという間に時間が過ぎました。

また反響があったのが、患者様へのさしつかえない範囲での情報収集で、喫煙と歯周病の関係をその原因とメカニズムを詳しく説明され、会場からも大変な反響がありました。