平成19年度 第1 研究会


『病院口腔ケアと柏市歯科介護予防の病診連携』

              −急性期口腔ケアと急性期嚥下障害対策


19年度第1回目ごっくんちょ研究会では、今後の病診連携に繋がる領域として、病院口腔ケアに必要な知識と方法について当委員会委員の森英雄先生に御講演と実習をしていただきます。施設におきましても入退院利用者の対処に役立つと思われます。

また6月より実施される、柏市と(社)柏歯科医師会の協働事業『歯科介護予防事業』の説明と急性期嚥下障害を含む病診連携について当委員会担当理事の大石善也先生に講演していただきます。皆様奮って御参加ください。

*柏市歯科介護予防事業:



『飲み込みテスト:摂食・嚥下能力の簡単な検査』を地域の協力歯科で実施し、行政介護予防事業と定期的な口腔管理を連携するシステムで、柏市独自の先駆的な試み(おいしく安全に食べるまちづくり)です。

<タイムスケジュ−ル>

第1部          
1830-1930 :病院口腔ケアについての講演と実習
        講師  地域保健医療委員会委員 日本口腔ケア学会常務理事 森 英雄先生

2部  1930-2020 :柏市歯科介護予防事業の説明と病診連携について
        講師  地域保健医療委員会担当理事ごっくんちょ研究会代表 大石善也先生

2020-2030 :質疑応答

      日 時 : 平成19年530日 (水) PM630830

場 所 : 柏市健康管理センター2F会議室

        ご出欠を522日(火)までに歯科医師会事務所までお願い致します。   (FAX7167-1027





〔研究会の記録〕

今回のごっくんちょ研究会は2部性で行いました。第1部は病院口腔ケアについての講演と実習を当委員会委員であり、日本口腔ケア学会常任理事でおられる森英雄先生に御講演していただきました。

現在、森先生はモリデンタルクリニック医院長であり、医学博士でもあります。1996年より千葉大学大学院 医学研究院 救急集中治療医学教室に所属しICUにおいて10年間、集中治療領域における口腔ケアの研究と実践に従事され、2006年まで同講座の非常勤講師もつとめられていたそうです。

専門は、口腔ケアにおけるVAP(人工呼吸関連肺炎)の予防で、学会誌などに数多くの論文を掲載し、口腔ケアによるVAP予防では世界ではじめてのペーパ−をだされました。現在は日本口腔ケア学会の常任理事も兼任されている中、講演していただきました。


青のシャツを着ているのが 森英雄先生です。お話慣れしているのでリラックスされ講演しています。

御自身の千葉大での臨床経験談を交え、VAP予防には病棟での口腔ケアの必要性について講演されました。
当日は国立がんセンタ−東病院院長先生をはじめ、薬剤師会、施設関係者など133名の出席者となりました。

 

第2部は大石先生による柏市歯科介護予防事業の説明と病診連携についての講演でした。
柏市の65歳以上約7万人の高齢者を対象とする全国でも初となる事業で、柏市(高齢者支援課、地域包括支援センタ−、健康推進課)の協働事業で、行政関係団体(健康づくり推進委員、民生委員、ケアマネ−ジャ−、ヘルパ−、地域町会)等からリ−フレットと協力歯科医院リストを一枚づつ高齢者に手渡しにて参加を促しながら配布し、今後2年間に柏市高齢者の1/21/.3(2〜3万人)に対して2000人の配布者からの啓発にて、地域事業を展開する予定である説明をされました。

『歯科介護予防事業』について詳しい内容はごっくんちょホ−ムページから検索できます。