『柏市歯科介護予防事業』

千葉県柏市における先進的な試み〜

(社)柏歯科医師会では、改正介護保険法の介護予防事業としてスタートした『口腔機能の向上(口腔ケア)』において、柏市独自で地域歯科医療と行政が協働で連携するシステムを全国で初めて開始しました。

通院できる65歳以上(7万人)の高齢者に対して、全ての方が地域でいつでも、飲みこみ検査が無料で受けられる協力歯科医院の体制を整えました。

柏市歯科介護予防事業は、検査で清掃に問題のある方について、口腔ケアを健康保険診療にて定期的に実施することで飲みこみ反射を改善して誤嚥を防止し、飲みこみに問題のある方は、柏歯科医師会附属歯科介護支援センター(柏市地域包括支援センターからの委託事業)にて介護予防教室を受け、終了後に歯科医院へ戻すという流れ(定期健診型歯科介護予防)で全ての65歳以上の方(介護保険認定の方や病院退院者も含む)に包括的な歯科介護予防を提供する試みです。そして、将来予想される介護保険財政難による制度変更に対しても、歯科医療と行政との協働作業で地域市民をしっかり守ることを目的としております。

従来の歯科定期健診に誤嚥性肺炎予防の目的で飲みこみ検査が追加されることや、高齢者や支援団体と継続的な関わりを持つことで、協力歯科医院が口腔管理と地域健康アクセスポイント(例えば、栄養改善啓発や地域ケア連携)になる町づくりを考えています。

柏市と当会では、高齢者を取り巻く市民への誤嚥性肺炎予防啓発と協力歯科医院の体制を多くの方に周知するために、2000人のサポーターがリーフレットを1枚づつ手渡しで、あてはまる症状を促しながら配布いたします。

設置・配布所 : 柏市医師会、柏市薬剤師会、柏歯科医師会・慈恵医大柏病院、深町病院、柏厚生総合病院、北柏リハビリ総合病院、国立がんセンター東病院、市立柏病院、千葉県柏健康福祉センター、柏商工会議所、柏市地域包括支援センター、柏市在宅介護支援センター、柏市役所、沼南支所、柏市健康推進課、柏市社会福祉協議会、介護予防センターほのぼのプラザますお、中央老人福祉センター、老人福祉センター柏寿荘、南部老人福祉センター、老人福祉センターいこい荘、老人クラブ
配布サポーター:
 2000名

柏市市民健康づくり推進員、柏市民生委員・民生児童委員、ケアマネジャー(1000施設ヘルパー(200)、ごっくんちょ(600)、柏健康福祉センター、病院(200

高齢者を取り巻く環境に『誤嚥性肺炎』『口腔ケア』が一般的な言葉になり、歯科衛生士による口腔衛生指導を受けた高齢者がセルフケアを実践することで、医療費が削減され、高齢者QOL(栄養・摂食)が向上することを主旨としております。

(社)柏歯科医師会

地域保健医療委員会

ごっくんちょ研究会