パーキンソン病患者さんのリクレーションリハビリ

 平成17年の12月末から家内(パーキンソン病)と毎朝(降雨日は中止)
公園の鉄棒を利用して、約2015通りほどの全身(腰・首・肘・股関節・腹筋・背筋・アキレス腱等)のストレッチ体操をしています。
 (以前は毎朝1500歩行していました)

 このきっかけは、大石歯科医院(柏市つくしが丘・柏歯科医師会の地域保健医療の推進者)の大石院長より、パーキンソン病患者さんは、筋肉の萎縮の進行を予防することが重要であり、両手・両足を広げ筋肉を伸ばす体操を教えていただきました。

家内の場合、畳にうつ伏せになることや立ち上がることが困難であったためこれを断念して、鉄棒を利用して体操をスタートしました。
 鉄棒は両手でつかみ体が安定しているため、押す・引く・片足を大きく振る・両手でぶらさがる・首、肩、腰の捻回・ひざ屈伸等の動作(写真を参考)等に対しても安定して、安全に体操ができるのが利点であり、終えた後はとても爽やかな気分になります。

 1年余りの成果は、就寝時にベットに腰をかけて足を上げる・起床時にベットの手すりを片手で掴み上半身を立ち上げる・椅子から立ち上がる等の動作がかなりスムーズに行えるようになりました。
 また歩行の際、曲がるときに回転半径が小さくなり、以前より小回りできるようになりました。
 これからも身体機能の改善を目的として鉄棒体操を楽しみながら継続してまいりたいと思っています。

                         (平成19年1月現在)




 パーキンソン病患者さんには、固縮(筋肉が固くなり、前かがみの姿勢となる)動作緩慢(動きが少なく遅くなる)振戦(手足がふるえる)の3つの特徴があります。また、ドーパミン量の減少から運動に対して動機のいる動作(身体を動かす時の最初の動作が出来にくい。寝返りや身体をひねる動作ができない)が苦手です。

 このような特徴をふまえてリハビリをする必要がありますが、基本的に手首・足首以外の筋肉は前かがみの方向に曲がる状態が続きますので、全体の筋肉を伸ばす方向にするリハビリ運動をしないと長い期間には廃用がでてきます。
逆に足首は伸ばす方向にすると良いでしょう。(医療・介護情報パーキンソン・リクリハ)

 しかしながら、パーキンソン病は個人差が多いこと、日によって動作の良いときと悪いときに非常に差があります。1番大切なことは、この患者さんのように、まず基本を理解して患者さんが日常の行動(散歩など)なかで、うまく全体の筋肉伸張をとりいれたリハビリを取り入れていくとよいでしょう。


鉄棒を使ったリハビリ