メタボリック症候群と食行動

 メタボリック症候群の病態基盤と発生順序を考えると、食生活や運動不足など、生活習慣が揺らぎ引き金となり、まず肥満が起こってきます。日本人の場合BMI25〜27程度でも、日本人特有の遺伝的な背景や体質がベースとなり、インスリン抵抗性などの共通の病態が生じて、メタボリックシンドロームを発症します。このメタボリックドミノの上流、すなわち乳幼児期から生活習慣が自立してくる学童期における『食行動』が予防のために重要な要因となってきます。



 子供の肥満やアレルギー、味覚障害等の『食』に対する認識不足が将来に与える影響は危機感を感じます。



 現代の『食環境』の特徴として、軟食による咀嚼回数の減少、それに伴う血糖値の急激な上昇、満腹中枢への刺激時間の延長を認めます。また、孤食・欠食による生活習慣病への移行や行動が攻撃的・排他的になりキレやすくなる摂食中枢への刺激が危惧されます。



 1日3食という食生活は、世界中どの種族も共通した生活スタイルです。また、親子3代がそれぞれ別の食形態をとっているのは日本だけと言われています。現在、朝食をとらない小・中学生は、7〜12%認め、なんと20代では4人に1人が朝食を欠食しています。
 今回、小・中学生に食育体験アンケートを実施して、朝食を家族とゆっくり食べるという『快の体験』と欠食や孤食という『不快の体験』の感想と家族との会話を調査・収集しました。





 柏市内、小・中学校の保健主事・養護教論の協力により、13000名の生徒から、快・不快体験の感想、家族との会話、欠食理由の考察を試みました。

500→13000名の生徒の感想と家族の会話





第2アンケート(13000名)

13000名の生徒の『快・不快アンケート』結果をフィードバック
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みんなが朝食を毎日食べるにはどうしたら良いですか?


各学校に返却して、それぞれの学校で子供達の食育会議をしてみましょう!
子供達と保護者の心に残り、行動に繋がる食育ができますよ。
会員アンケートの15歳未満のデーターと比較検討
欠食率・糖尿病予備軍との関係の考察